「おい?」

ぼぉーっとしていた私に声をかける横山。

「具合悪いのか?」

「大丈夫大丈夫!」

明るく振る舞う私に違和感があったのか、横山は私を連れて移動する。

「ジュース買いに行った時、なんかあったのか?」

やけに心配する横山。

「なんでもないって☆」

「さっきの男、元カレか?」

…見てたんだ…

横山は心配になって後を追い掛けてたらしい。