月日は勝也が他界してから一年経とうとしていた。あれから毎月勝也は約束通り夢に出て来てくれた…が、ある日を境に現れなくなった。

先月のこと…

私は職場の同僚に呼び出されていた。

「付き合ってくださぃ!!!」

「えっ!?」

「俺、ずっと好きだったんだ…」

この店に入った時から仲良くしてくれた野田幸輔。
友達としか見てなかった彼に告白されるのは予想外だった。