「えっ?」

焦り出す和樹。

「あんたが何言おうと私は信じない。
私が信じるのは勝也の笑顔と言葉だけ。もう…だれにも惑わされない!!!」

「…」

「わかったら、さっと帰って…」

「好きなんだょ!!!俺にはお前しかいないんだ!」

私は冷静だった。

「だったらわかって。
私にだって勝也しかいないの。勝也を愛してるの。」


和樹は目が点になっていた。今まで女には困らなかった和樹。

「今まで和樹に寄ってきた女と一緒にしないで☆私じゃなくたって、女ならたくさんいるでしょ。」