「頼む…」

「無理!それに私は今勝也と付き合ってるから!離して!!!」

「アイツ…東京で他の女とあるってたぞ。仲良さそうに手繋いで。」

…えっ…嘘だよ、そんなの…

力が抜ける私。

「それ見て俺…お前がほっとけなくって…」

私は勝也にもらったペンダントを握りしめる。そして勝也の言葉を思い出す。

「それが?勝也が女と歩いてたから何?」