Angel Love〜愛は天使からの贈り物〜

そして、次の日。
勝也は東京に旅立ちました。あえて、見送りには行かなかった。
永遠の別れみたいになるのが嫌だったから。
また逢えるから、見送らない。勝也も同じ考えだった。

その後もあえて連絡は取らない。お互い仕事が始まり、勉強することが多すぎて連絡取る暇もない。
唯一連絡するのは、記念日の10日だけ。毎月この日は、どんなに疲れていてもお互いの声を聞くようにしている。

一ヶ月に一回。寂しいような気もするけど、その分、記念日にはお互い励ましあい、そして、甘える。
それが支えだった。