数日後、いつものように屋上にいた私。

「空…お前は偉いね。上からみんなを包んで、見守ってるんだね。」

大きく深呼吸して、寝っころがったその時、飛鳥が暗い顔をして私の隣に座った。

「どぉーしたっ?」
顔を覗き込んで様子を伺う。
…泣いてる…?

原因は何となく見当がついてる。どうせアイツの事だろ。