Angel Love〜愛は天使からの贈り物〜

「…緊張する…」

通話ボタンの上に指を置いたまま、私は硬直していた。

えーぃ!!!押しちゃえ!!!

Pululululu…

三回以上コールが鳴っていた。

「きっと忙しいよね…」

そして私は電話を切ろうとし、耳から携帯を離しかけたその時。

『もしもし?』