バレンタインスペシャル

「それで、用事ってどうしたん?」

『先生!私、ずっと先生のことが好きでした』

『先生にとって私は生徒のひとりでしかなくても好きなんです!』

『私にとって平野先生は、おもしろくて、かっこよくて、でも時々天然で、それがまた可愛かったりして・・・』

『ほんとにほんとに好きなんです!』


「ありがとな。」

「俺も嬉しいわ。俺、生きてきてこんなに褒められたのはじめてや。ありがと!」

「あのさ、質問やねんけど、さっきから後ろの方の手でなにしてんの?」