なんか…
怪しくないデスカ?
2人とも…私に隠し事してる?
悶々と頭の中で今までの疑問の数々を整理してみる。
でも疑問符の数は増えるばかり。
「舞ちゃん…?食欲ないの?
もしかしてお口に合わないの?」
完全に手が止まっていた私を見かねたシズカママが心配そうにきいてくる。
「あ、いえ…。」
慣れないナイフとフォークを不器用に使いながら
牛ヒレ肉のステーキを口に運ぶ。
めちゃめちゃ美味しいけど…シズカちゃんがいない。
「ったく、舞ちゃんの好みも知らないで…今回の食事の計画全てアイツに任せたのが失敗だったわ。
この店選んだのもアイツでさあ……―――」
淡々と話し始めるシズカママ。
…まただ。
自分の娘にアイツなんて使わないよね。
だとしたら、シズカちゃんのお兄さん…?
だからなんで…
「遅れてすみません!」

