無数に浴びるフラッシュに、 2人は臆することなく表情(カオ)やポーズを変えていく。 …そりゃ、あたりまえか。 フラッシュの勢いにビックリしたのは私だけだから。 「わぁ…羨ましいなぁーッ」 「絵になるよねー…」 私の後ろでは女性スタッフがほう、と桃色の溜息をこぼしながらヒソヒソと話している。 『ウラヤマシイ』 …なんて、これっぽっちも思わない。 自分の女優としての未熟さと、 静くんに対する嫉妬でいっぱいだ。