ドラマチックSボーイ







「マイちゃん…本当に大丈夫?」



さっきまでの威勢はどこへやら。


廊下を歩きながら私の後ろ、か細い声で鈴さんが尋ねる。



「大丈夫です!自信はないけど…全力で戦います!」


「そう…?だって相手は…。」



『相手』と呟いた鈴さんの言葉に私はハッと思いだす。



「あの…そういえば、対戦相手誰なんですか?
ディレクターさん何も言わなかったんですけど…。」



「…マイちゃんてホント鈍感ね。
今目の前にいるわよ。」



え…?



振り向くと、目の前にその相手は立っていた。