ドラマチックSボーイ






鈴さんが落ち着いたところでディレクターさんが恐る恐るながらとんでもないことを発した。



「もう1人のイメージガールの方が…
マイさんと対決したいと言い出しまして…。」




………。




「「はあっ?!」」





鈴さんの声と重なった私たちの声は、
廊下にいたもう1人のイメージガールが聞こえたくらい響いた。



ドアに背中を預けて打ち合わせの内容をすべて聞いていた彼女は、
私たちの驚きの声を聞いて怪しげに微笑みその場を去った。