楽屋での俺達の会話は、変な形で終わってしまった。 なにか言いたげな舞に終わりを告げるかのように入ってきた事務所の人。 賢一と同じで、デビューから今まで俺を支えてくれた社長さん。 実は賢一のお父様だったりする。 「静、事情は賢一から聞いた。 仕事終わったら事務所に来い。」 「わかってますよ。」 社長の表情は苛立ちながらもほとんど呆れていた。 俺はまた蓮見に戻り、楽屋を後にした。 …………。 立ち去る時に見えた舞の不安しかない顔。 …まだ始まったばかりなんだよ、舞。