もう1人の自分が…… 本当の私の才能を生かす…… 「舞。」 ぎゅ、っと両手が静くんの大きな手に包まれる。 「自分の夢を認めろ舞。 …もう1度、目指してみないか?女優。」 静くんの言葉が、眠っていた心を起こそうとする。 でもその心は、まだ不安で。 目覚めてしまったら、自分が悪くなっていく気がするんだ。