悪魔な彼が愛を囁くとき


「あっ…」

ズンと奥まで響くように腰を打ちつけてきた。

ちらりと見えた壁にかかってるいる時計
の時刻は8時を過ぎようとしている。

いつもならベッドから出て、目を覚ます為にシャワーを浴びている頃なのに…

仁は私に何を言わせたいの?

強弱をつけ、焦らすように打ちつけてくる。

腰をつかみ恐ろしい言葉を耳元で吐く男

「そろそろ野菜の配達のトラックがくる頃か…配達を受け取る為に下にお袋がくるぞ…凛の艶めかしい声を聞かせる?」

「やぁっ…」

「なら、言えよ…」

「……じんと、キスするの好き」

「それから…」

「……好き」

「なにが?俺の体、それとも……」

意地悪く笑い問いかけてくる。

「じんが…す…き……」

「そうだ…言えるじゃないか。言えたご褒美だ…」

掴んでいた腰を持ち上げ、激しくなる動きに翻弄され、体が小刻みに震え出した


「……やぁっ…もうダメ」

大きな声で叫んで意識が飛んだ。

頬を撫でる気配に目を開けると、既にシャワーを浴びてきたのか濡れた髪から雫がシーツに落ちている。

「起きれるか?」

「……たぶん」

「朝食を用意しておくからシャワー浴びておいで」