放課後…


いつものように俺の部屋、“家庭科準備室”にやってきていた翔馬はどことなくポケっとしていて…


俺はそんな翔馬の肩を抱きながら、いつものようにソファーに腰掛けていた。


『翔馬~!!結局、今日の飯どうすんの?』


『ん?』


『今日はお前の好きな…って、どうしたの?それ。』


俺は翔馬の首筋を指差しながらクスクスと笑みを零した。


『はぁ?』


『はぁ?…って、お前。ここ。』


俺は自分の首筋を指差しながらニヤリと笑みを浮かべた。


すると自分の首筋の赤痣…キスマークをバッと隠した翔馬は、顔を真っ赤にさせながら俺から視線を逸らした。