夢を見ていた。 窓の外はすっかり暗くなり、 部屋の中も暗闇に飲み込まれている。 変な時間に眠ってしまうと、 起きた時に自分が一体どこにいるのか見失う。 薄暗い夕方に帰ってきて そのままソファーで眠ってしまっていたんだ。 キッチンでコップに水を入れ、 ベランダへ出ると ひんやりとした風が肌に触れた。 外に立っている木の葉が 風に吹かれながら必死に幹にしがみついているように見える。 タバコに火をつけると、携帯が鳴った。 メールは、いつも通りの簡潔な呼び出し。