ーーそれは意外にも立派な白竜だった。 大きな口からは蛇に似た舌がちろちろと見え隠れし、ビー玉を思わせる楕円の形をした目は金色に光っていた。 内心、立派な竜だと認めはしても、絶対口が裂けてもそれを言葉に乗せるわけがない。 「ふん、実体を表せることが出来たとはな…。」 にぃ…っ、とふてぶてしく右端の唇を持ち上げて笑う。