天に向かって怒鳴り声をあげる。 この次期『閻魔』ともあろう者が侮辱に耐えられるはずもない。 「ちなつをどこへやったのだ?!」 先程よりも更に声を荒立てる。銀色の髪は天井を突かんばかりに獣のように逆立っていた。 赤い瞳は紅蓮の炎を宿しきらめく。