「―ーああ…竜神に会ったのだな?千夏は」 そうか、あの魂が抜け出た時に竜神と会えたのか。 「良かったな…、千夏」 我は心底ホッとした。やはり父親が死んだのは自分だと攻め続けている千夏だから、きちんと存在していることが分かればどれだけ安心するだろうか。 「うん―ー。 ありがとう、閻魔」 そういう千夏は複雑そうな表情を浮かべていた。