《あれを見ろ》 ワタシは言われた通り眼下で泣き崩れている閻魔と母の姿を見た。 そう―― 今のワタシは確かにふわふわと浮いているようだ。 まさに浮遊体そのもの。 え…?! ワタシが、 いる――――!? 恐らく実体だろう〈ワタシ〉がシュウの肩にもたれて甘えるように寄り添っていたのが見えた。 な、なんで?! 《あれは、お前の実体の方だが中身は鍵の白竜だ》