「……本当か?」 閻魔の背中は、たくましく広いが、ワタシはさらに強く抱き締めた。 【本当だよ】… という気持ちを込めてーー。 と、ワタシはあっと言う間にベッドに倒れていた。 「ん…ッ」 ワタシの身体の上には閻魔がいて、情熱的な潤んだ瞳がワタシを映していたけれど、深いキスの雨が角度を変えて降って来て言葉を交す事も出来なくなってしまった…。 パジャマを通して伝わってくる閻魔の熱が、さらにワタシを熱くする。 時々リップ音がして、母親が起きてしまわないか頭の隅で考えていた。