ワタシの気持ちを見透かすように、閻魔は背中ごしに囁いた。 「我のために、辛い思いをさせているのだな…」 そんな事を言われたら、どうしていいか分からなくなる。 反則だーー。 下唇を噛み過ぎたワタシの口の中は、錆びた鉄の味がした。