ピンク色のロウソクに、向かい合わせに座っている男性が温かいまなざしをワタシに向けつつ、ライターで火をともしていく。 1本… また1本……。 次々にともされるロウソクの炎は、ほんの小さなともし火だというのにぬくもりさえ感じられた。 それは、きっと…。 ともしてくれている男性にぬくもりを感じているせいかも知れない。 顔が、暗く影になっていて朧(おぼろ)で見えないけれどーー。