「っ…!」 愁はなにか言おうと口を開いたが、 「ったく…まぁ。しょうがないね」 ブツブツ口ごもって溜め息をついた。 しょうがないじゃない? 本当に…。 鼻水が垂れたままの方がヤバいと思うし。 などと自己弁護しているあたり余裕なのか、はたまた何となくヒトごとのように実感がわかないのかも知れない。 「あ…」 思い出したように声を上げたワタシに、 「ん?」 などと優しく愁がワタシの頭を撫で付ける。 なんか… 調子くるうよ…。