周りもああだこうだって

手を貸していた


所長のお供で本社に行った


「清村所長、なんで私まで?」


「君が一番適任かと・・・・」


「何もわざわざ私まで会議に?今日もあちらこちらで・・・」


「いや~ここまでオーブンとは、君もリベンジするか?」


「嫌みですか?」



所長が肘でつついて来た


「真吾ひさしぶりだな?そちらはどなた?」

私がわからないの?それでよく
囁いていたわね


「瞬こそ、ひさしぶりだ、あれからどうなった?」


「加奈子?あぁ 見事にフラれたこればかりはな」



何、フラれた?どの口が?
考えるより先に手がでた



「どの口が?へぇフラれた?あんたはなんて言った?お前からはいらんですよ、何がフラれた?反対じゃろ?
あんたのおかげでここにいられよんなったんよ」って

瞬の頬に手のひらが・・・・




パチ~ン





「ななにするんだ?お前には関係なかろう?」



「清村さん行きましょ?あれでよく好きだって言ってたよね」

てスタスタあるきだした


「まあ会議に出るからあの女性の正体わかるさ じゃあ」






「あら井田倉部長 ほっぺにあざ作って 加奈子に会えた?」


「いいや、まだだ」


「可愛い加奈子はいないからね、部長がなくさせたんだから」

「今の加奈子に会えば別人よ、私達慣れるまで時間かかったんだから、うじうじしてたらとられるよ?部長の従兄弟に告白されたみたいじゃない?断ってもこれで何度目?」


部長・・・会議にいかないんですか?