何度だって、伝えるよ。


栗色の柔らかそうな髪。
優しそうな目。まるで、ひまわりみたいな人だなと思った。

「ついてる」
と、彼は笑って私の髪の毛にふれ、桜の花びらをとった。

これが、私と斗羅 駿太(トラシュンタ)との出会いだった。






「入学おめでとう!!私は担任の水野 真帆です♪入学式のまえに、自己紹介をしてください〜」

よく通る声で、教卓の前に立つ先生が言った。
そうして、自己紹介が始まった。教室がざわめきだす。

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「斗羅駿太っていいます!特技はサッカー、好きな食べ物はラーメン!大阪から来たんで関西弁やと思うけど全然怖い人とかちゃうからw、よろしくな!!」

あ…さっきの人だ。同じクラスだったんだ。

そう思った瞬間、彼と目が合う。

私に気づいた彼は、笑顔を浮かべてこちらを見た。

さ、っと私は目をそらした。

露骨すぎたかな…?
でも、そのくらいの方が。


きゅっと膝の上で手を握りしめる。