駿太side ❀✿ ❁ ✿❀ 「忘れものないー?」 「ないやろー。行ってきます」 「もー!」 怒る母の声を背に家を飛び出す。 外はぽかぽか暖かい。 さっきまで冬ちゃうかったっけ? なんかねむなってきたなぁ。 なんて考えながら、初めて歩く高校への道。 今日から俺も高校生、か……。 正直、俺はモテる。 顔もそこまで悪くはない、と思う。 でも恋愛という恋愛なんてしたことない。 だからなんかな?何か満たされへんような感じがするのは。