―精霊の祖の恋物語― 前編




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女性とあんまり話したことがないって

ルミエールさん言ってたけど…


じゃあ、どうしてリヒト君は

私に話しかけてくれたんですか?



私がそう思っていると…



リヒト君がソファーに座って、

私の方を見て言った。



「さっきの姉貴の言葉は…

 気にしなくていいから…。」



「うん。」

私は、コクンと頷いた。



でも……

気にしなくていい?

そんなこと言われても…私…。


気になってしょうがないです…。


何故リヒト君は…

私に話しかけてくれたんですか?


何故傍にいてくれなんて言ったんですか?


リヒト君の考えていることが

分からないです…。


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