―精霊の祖の恋物語― 前編




父さんは…


「俺は別にいいぞ?

 お前の自由にしてくれ。


 リヒトこの子に本気だと

 思っていたからな?


 可愛くていい子じゃないか?


 俺も全然この子なら文句はない。」




ニコッとリリーの方を見て微笑んだ。

リリーは顔を赤くした。




一方俺の方は…


「はあっ!?」


どんどん話が進んでいって叫んでいた。



まあ、

認めてくれてるのはかなり嬉しけど…。



…って

いやいや、何言ってるんだよッ。


俺ッ!?



ついてけねーよッ。