―精霊の祖の恋物語― 前編




「そっそうじゃな。うん。」


大きく頷き、大丈夫だと思ったが…



前を向こうとしたとき、

カクカクとロボットみたいな

ぎこちない動きをしてた。



うん。完全に動揺してるな…。




「ねえ、リヒト。

 あんた冗談とか言ってたけど…。

 冗談じゃないでしょ?


 お父さんだって真剣に言ったつもり

 なんじゃない?」



「はっ!?」


姉貴の方に向いていたが…



姉貴が言い終わる時には

父さんの方を見ていた。