覗き込むのを止めて、
リリーの頭を優しく撫でた。
「私のせいでもあるので
腕を見せてください…。」
リリーは顔を上げ、俺の顔を見て言った。
「…えっ?」
「…早くしないとやってやらんぞ。
ちょっと骨にヒビが入っておるん
じゃないか?
それなのに、よく何でもないような
顔してられるな?」
いつの間にか、姿が変わっていた。
火の精霊の姿になっていた。
一瞬で姿が変わったために、
俺以外の家族はみんな驚いていた。
それはそうか…全然姿も違うからな…。
それに、喋り方も変わってるからな…。
「マジでヒビ入ってる感じか?」
「少しだけな。見せておくれ。」
「はいはい。」
腕をリリーのとこに持ってくると…

