「えっと…その…私も……

 お話が…したいと…思ったので…。」


チラッとリヒトの方を見た。

すぐに目を逸らしたが…。


リヒトは驚き、目を見開いていた。


「だめ…でしたか…?」


「…っ…えっ?ぜっ全然っ…!!オッケー!!」


「本当ですかっ!!」


リヒトが返事をすると、

リリーはパァと笑顔になり、

ベットに上がりリヒトに近づいた。


そのため、

リヒトとリリーの顔の距離が縮まった。



距離、約十センチ程…。


「ごっごめんなさいっ!!」


顔を赤くして、ベットから退こうとする。



が、リヒトは……