「お主の声を聞いたからな?」


「んん?なっ何だ!?声って!?」


「お主が一番理解しているだろう?

 知っているだろう?」


「まさか…聞いてたのか…?」


すると、リリーは「そうじゃが。」

と言いながら頷いて、


「我と会いたがっておったし…

 あの…えっ…と……。」


そう言いながら、初めてあった頃の姿。


金髪に金色の瞳の色の

白いワンピースを着た姿になると…


ベットの横にある椅子に座った。


ルトは起き上がりベットの上で

胡坐をかいて座った。


「……ん?…どうしたんだ……?」