そして、視線の方を見ると… リヒトの母。 ソラーレが困った様子でいた。 「リヒト。また、届いたわよ? 見合いの婚約の申し込みが。 いつまで断ってるの?」 「いらん。まだ。」 不機嫌そうにして、 リヒトは即答した。 「ルミエールの言う通り、 いつ会えるか分からないなら、 …諦めなさい。 本当に、将来が心配なの。 リヒトの将来が。」 「分かってるから、黙っててくれ…。 自分の部屋行く。」 リヒトは自分の部屋がある3階へ 階段を上がり、向かっていった。