話し終えるとリヒトの方を振り返り、
笑みを浮かべた。
その笑みがリヒトには無理に
浮かべているように見えた。
「……。」
また、背を向けて話し始めた。
「逃げることはできんと言ったのは
間違いじゃな…。
一つだけ逃げ出す方法はある。
精霊としての役目をすることなく
暴れる……。
そしたら、我が……殺す。
…までの話じゃよ?
さっきも言ったか……。
…あっ、我もそうすれば良いのか?
って止めれる者はおらんか…。」
リリーは言い終わると脱力した。
「それで、一生。
ずっとこの世界が終わるまで
孤独に生きていくの?」
リヒトは俯いてリリーに小さい声で
質問をした。

