―精霊の祖の恋物語― 前編





で、次が問題だ。


そいつの後ろにいる。女子生徒。


かなりしっかり正確に話さないと、

確実に居残り間違いなし。


何で言わないといけないんだよッ。


というと、何かしら恐ろしいことが

起こるので、言わないようにしている。


彼女は真面目さん?と、

1学年の生徒全員に聞けば、

枠を大幅に超えて、

超真面目に全ての票が入るだろう。


それくらいの人である。


まあ、面倒見がよくて美人さんだと

一応、男子生徒には人気らしいが…


どうも俺とっては、苦手な部類の奴だ。


「で、この髪と瞳の色はどうしたんです?」


「先程の説明で理解してください。

 誤解をして構いませんから。」


「そんな事、私に言って…はい、そうですか。

 と言える人間だと思っているんですか?」


そうですよね…

お前には色々と苦労してんだよな……。