―精霊の祖の恋物語― 前編





こいつ。知り合いの話し相手は、結構疲れる。


話し相手だけで1日の3分の1程の

エネルギーを使っている。


こいつは一度黙ったが、また話し出した。


「何で、そんなに変わってるんだ?

 お前が金髪とか…


 それで目の色はカラコンか?


 どういう心境で変えたんだよ?


 昨日何かあったのか?

 あったんだなッ?」


どんな妄想をしてるんだよこいつは。


どう説明するか…考えてなかったな…。


まあ適当にと、いきますか。


「別に昨日は仕事で寝不足になったから

 休んだだけだ。

 
 それで、何となくイメチェンした。

 という内容で理解しとけ。」


ジッと見て、こいつ。うるさい知り合いに

圧をぶつけると質問することなく承知した。


「分かった。」