―精霊の祖の恋物語― 前編




俺はその知り合いに目を向けて睨むと、


彼は怯む。


はぁ。とため息をつくと…俺は説明を始める。


「俺だよッ。リヒトだ。

 まさか、お前にも気づかれないとは…。

 まあ…当たり前か…。」


ちなみに、昨日。鏡で確認した。


皆気づかなかったのは何となく理解できたが…

やっぱり、イラつく。


俺の声にハッとなり、目を見開いていた。


そして、叫ぶ。



「お前ッ!!リヒトかッ!?」


「そうだよッ。やっと気づいたか…。」


彼の叫びに、クラスメイトはバッと俺を

凝視する。


あぁ。面倒くさい。



一方…

俺の知り合いの彼は俺をジーと見ると…



「よく見ると、リヒトだな…。」


昨日と似たようなことを言われて

突っ込みたくなったが、抑えた。