「リリー、お前の力よこせ……」 フラフラしながら漆黒の羽を使い 空中にいる。 「お主のような、 ガキに渡すものなど無いわ。」 「ならば、お前の力奪ってやる。」 「やれるならやってみるが良い。 お主の祖は我だという事を 忘れたという愚か者めが。」 先程までの弱々しい喋り方でもなく、 絶世の美少女が喋るには少し違和感のある 古風の話し方をしていたが、 威厳や風格も備わったような喋り方だと リヒトは思った。 彼女に向かって、奴は力を放つ。