―精霊の祖の恋物語― 前編





笑みを浮かべながら、リヒトはリリーと

目を合わせる。


リリーも嬉しそうに微笑んでいた。


そしてリヒトは

ふと頭の中にある事が浮かぶ。


…ある問題が……。


「そういえば…学校どうするべきだ?

 すっかり、変わったんだろ?見た目が。


 それに今日……

 まだ朝飯も食べてねーのに、

 行く時間になってるんだが…」


「今日は休んでもいいんじゃないか?

 昨日も大変だっただろ?プラス見回りも
 
 やったから疲れているだろ?」


「おぉ。父さん。さすがっ!

 俺のこと解ってる!」


こうして朝ご飯を食べ……


リヒトは疲れたので寝室へ。

リリーもついていく。