ムムッ。笑われたッ。


「そんなこと言われると…誰だって

 こういう反応します!」


「そうか?リリーだからこその

 反応だと思ったんだけどな?俺は。」


ニコッと笑みを浮かべて言うリヒトに

赤面して固まるリリー。



ハッと、頭をブンブン振って、


「にゃッ…にゃにッ!?」


リヒトをガン見して言うリリーに…





リヒトは優しく笑みを浮かべて、


「さて、家に帰るか。」


と言い、


リリーの手を握って歩き出すと同時に、


リリーも歩き出して、リヒトの隣に並んだ。



二人で笑い合いながら、仲良く帰る。