「早く、私から離れて!!
リヒト君を化け物なんかに
させたくないですから。
あの時と一緒です…。
人間を化け物にした時と…
だからッ…リヒト君は離れて!!」
しかし…
リヒト君は、離れなかった…。
「そんな、苦しそうな状態の
リリーを放っておく事なんて
出来るわけ無いだろッ!?
別になってもいい。
リリーと一生いられるのならいい。
それに…もう孤独にしないと言った
ばかりだろ?」
「でもッ。リヒト君ッ。」
リヒト君は私を抱き締めて、
頭を優しく撫でた。
「リヒト君…。」
「何だよ?どうしたんだ?
さっきの離さないと言った
強気な様子はどこへ行ったんだ?」
大丈夫だと言ってくれている様な笑顔を
見せながら、リヒト君は意地悪く言う。
そんなリヒト君に私も強気になる。
「……リヒト君の腕の中は安心します。
撫でられるのも好きです。
リヒト君のこと全てが欲しいです。」
ニッコリと微笑みながら私は言った。
リヒトはその言葉を聞き、
笑みを浮かべると…
私の唇に長いキスをしてくる。
リヒト君のキスは優しくて、安心します。

