あの頃の時代は、彼の住む土地では
黒髪や茶髪の方ばかりだったんです。
瞳だって同じです。
彼の姿を見た、彼の家族は
口をそろえて言いました。
〝化け物〟
……と。
勿論、私もです。
金髪、金色の瞳…。
…彼をそうしてしまったのは私なので
……憎んだ顔で見られました。
その後…無理やり、家を追い出されました。
私と彼は……。
無言のまま、歩きました。
そして、ある場所に着きました。
彼と私が初めて、出会った場所です。
そこで彼と私は立ち止まりました。
彼は振り返りました。
あの顔は…今でも忘れられません。

