―精霊の祖の恋物語― 前編





リリーは、またリヒトの後ろに行き

隠れる。


それを、笑いながら見ている能力者。


「フッ。この精霊は、

 よっぽどお前に懐いてるんだな?

 お前らどういう関係だ?

 別に、たいした関係じゃないなら

 連れて行くか…機関にな?


 使えそうな精霊だからな?」


リヒトは今までで一番ムカついた。


リリーは、ピッタリとまたくっつき

怯えてガタガタ震えている。