―精霊の祖の恋物語― 前編





「なら…言わせてもらいますが。

 
 貴方は、一生孤独の人生で、

 みんなからは“悪者”だと軽蔑され

 誰にも相談することもなく、
 
 自分一人で

 悩みや思いを抱え込み続け…


 周りに自分が関わると辛い思いを

 すると分かれば、

 ずっと自分から避け続ける。


 …そんな思いをしたことがありますか?


 それも、何百年、何千年、

 それ以上に忘れるほどの年月の間。」



そう、俺が大きな声で話すと…

シーンと周りが静まった。



その中でただ1人、口を開いた。

リリーだ。