「君のおかげで、息子は大怪我をしないで 済んだんだ。 お礼を言わなければいけない。」 リリーは頬をほんのりと赤く染めて、 小さい声で言う。 「私が… リヒト君を助けたかったんです。 そんなお礼を言われるほどの事は…。」 「いやいや、 それに君が暴れている精霊を 退治してくれなければ、 確実に此処にいた人たちは、 全滅だった。」 「そうですか…?沢山の人を…助けることが 出来たのなら良かったです。」 ニッコリと微笑んでリリーは言った。