―精霊の祖の恋物語― 前編





リリーは俺から離れて、

炎の精霊と向き合う。


「我の大事なリヒトに……

 攻撃するとは…許せん。」



リリーの周りは吹雪が吹き荒れている。



そんな姿を、周りの人間たちや、


能力者たちは驚愕の顔をして見ている。



ここまで、強大な精霊力を持った精霊は、

見たことがないんだろう。