今回、暴れている精霊は火属性。 炎の攻撃を使っている。 俺達は水属性なので、 なんとか出来るかもしれない。 いや、何とかしなければいけない。 「どうする、父さん。」 父さんを見て聞くと、 「ん。…あの精霊、変に暴れてるよな?」 「え?いつもと同じような 気しか、しねーけど。」 「いや、おかしい。」 腕を組み考えている父さん。 「父さん、早く行かねーとっ。 今その相手している奴らが危ねーぞ。」 「そうだな。…行くか。」 そうして、俺たち一家は、 精霊のもとへと駆けて行った。