―精霊の祖の恋物語― 前編





「俺は、初めてリリーに会った時、

 リリーを見たとき、助けたいと思った。

 正体を知ったとしても、

 助けたいと思えたんだよ。」



リリーは不思議そうに、

俺を見て質問してきた。



「私を…助けたい…?」



「そうだよ。心から助けたいと思った。


 リリーと会わなかった数年、

 ずっとリリーのこと考えてた。」



「そうなんですか///」


リリーは顔を赤く染めていた。


何故かは分からんが…